エレベーター事故書類送付 容疑立証できず、石川県警

社会・くらし
2020/2/20 16:30
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金沢市のホテルで2012年、清掃員の前多外志子さん(当時63)がシンドラーエレベータ製のエレベーターに挟まれて死亡した事故で、石川県警は20日までに、業務上過失致死の疑いで調べた保守点検の担当者らの捜査結果を金沢地検に書類送付した。送付は3日付。

捜査関係者によると、担当者らが事故の発生を予見できなかった可能性が高く、業務上過失致死の容疑を立証できなかったとしている。県警は刑事処分を求めない意見を付けており、嫌疑不十分で不起訴となる見通しという。

事故は12年10月31日、アパホテル金沢駅前で発生。従業員エレベーターの扉が開いたまま上昇し、乗り込もうとした前多さんが転倒、扉の上部の枠とかごの床に挟まれ窒息死した。

前多さんの長男、智之さん(45)は取材に「警察から説明を受けて、悲しかったが、受け入れるしかない。原因がはっきりと分からなかったのが残念だ」とコメントした。〔共同〕

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