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クルーズ船客の日本人男女2人が死亡 新型肺炎に感染

(更新)
横浜港に停泊中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」(20日午前)=共同

厚生労働省は20日、新型コロナウイルスの集団感染が発生しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客で、80代の日本人の男女2人が死亡したと発表した。同船での死者は初めてで、国内での患者の死亡は3人目。船内で事務作業を担当していた同省職員ら2人の陽性も新たに判明した。

厚労省によると、死亡した男性は基礎疾患(持病)があり、発熱があったため11日に医療機関に搬送。12日に陽性が判明した。女性に持病はなく、発熱が続いたため12日に搬送。13日に検査で陽性が判明した。男女ともに20日午前に死亡した。

2人はクルーズ船では別々の部屋に滞在。2人には抗HIV薬やインフルエンザ薬が投与されたという。

新たに陽性が判明したのは厚労省の40代男性職員と内閣官房の30代男性職員。2人は船内の同じ場所でチームで事務作業を担っていた。

それぞれ都内の別の医療機関に入院中で、ともに症状は軽いという。船内で作業中はマスクと手袋を着用していた。

17日には厚労省の50代職員が感染していることが判明している。

同船では19日時点でのべ621人の感染が確認され、順次医療機関に搬送されている。うち29人が集中治療室に入院したり、人工呼吸器による治療を受けたりするなど重症となっていた。多くは高齢で持病のある人が占めていた。

19日からウイルス検査の結果で陰性と確認された乗客らの下船が開始。20日は約500人が下船する予定で、21日に終える見通し。下船した人について厚労省は「ウイルスに感染している恐れはない」としているが、下船後2週間は定期的に連絡を取るなどして念のため体調の確認を続ける。

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