新型肺炎、クルーズ船の告発動画に関心 欧米メディア
岩田教授の発言、報道相次ぐ

2020/2/20 5:58
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感染対策の不備を告発した感染症専門医の岩田健太郎神戸大教授=同教授提供・ロイター

感染対策の不備を告発した感染症専門医の岩田健太郎神戸大教授=同教授提供・ロイター

【ニューヨーク=共同】新型コロナウイルスの感染が広がったクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」を巡り、感染対策の不備を告発した感染症専門医の岩田健太郎神戸大教授が「ユーチューブ」に投稿した動画が海外でも関心を集めている。欧米メディアは19日、日本の検疫態勢を疑問視する岩田氏の発言を相次いで伝えた。

岩田氏は災害派遣医療チームに同行して18日に一時乗船。その後、船内の検疫態勢を批判する動画を日本語と英語で投稿した。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)電子版は、エボラ出血熱や重症急性呼吸器症候群(SARS)の対応で自身が経験したアフリカや中国の現場と比べても感染予防対策がまずく「心の底から怖いと思った」とする岩田氏の発言を紹介。同氏の告発動画もウェブサイトに掲載するなど高い関心を見せた。

英BBC放送や英紙フィナンシャル・タイムズ、ロイター通信なども、船内には感染症の専門家がおらず対策は「全く不十分」だと訴える発言を伝えた。

岩田氏が投稿した動画の再生回数は、19日時点で日本語版は150万回以上、英語版は30万回以上に達した。

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