新型肺炎、九州の空路・航路にも影響 九州運輸局

2020/2/19 20:53
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九州運輸局は19日、新型コロナウイルスによる肺炎の影響で九州各地と中国(香港を除く)を結ぶクルーズ船と航空便のキャンセル状況を発表した。クルーズ船は9割、航空便は7割がキャンセルや減便になった。中国からのインバウンド(訪日外国人)が多い九州観光には厳しい状況が続いている。

中国政府が団体旅行を禁止した1月27日の翌28日から2月末までに九州7県の港に寄港予定だったクルーズ船62隻のうち、61隻がキャンセルや乗客を乗せずに寄港となった。航空便は1月末で週60便(チャーター便を除く)だったのが、2月末には68%減の19便になる見通しだ。九州運輸局の岩月理浩局長は「インバウンドの4割を占める中国人客が来られなくなるので、観光に大きな影響が出る」との見方を示した。

九州運輸局は同日、2019年11月に九州を訪れた外国人入国者数が前年同月比32%減の27万6087人だったと発表した。日韓関係悪化の影響で、韓国からが71%減の5万8673人だった。ただ、9月以降は減少幅が縮小している。

また19年の外国人入国者数は11年以来の前年割れになる可能性が高いとの見通しも示した。岩月局長は「残念な結果ではあるが観光コンテンツを強化し、機が熟すのを万全の体制で待ちたい」と話した。

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