カンボジアのクルーズ船 乗客全員の「陰性」を確認

2020/2/19 20:28
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【ハノイ=大西智也】カンボジア政府は19日、南部の港に入港したクルーズ船「ウエステルダム号」について、国内に残る781人全員が新型コロナウイルスの検査で、感染が確認されなかったと発表した。同船を巡っては乗客の米国人女性一人が、下船後にマレーシアで感染が確認されており、他の乗客らへの感染拡大が懸念されていた。

クルーズ船「ウエステルダム号」の寄港時にはフン・セン首相も出迎えた(14日、シアヌークビル)=ロイター

同船では14日から下船が始まり、一部の乗客は出国を始めていた。しかし、15日に移動後のマレーシアのクアラルンプールで米国人の感染が判明し、下船や出国作業が滞っていた。乗客全員の陰性の確認を受け、下船が再開し、首都プノンペンのホテルに滞在していた乗客らも帰途につき始めた。

同船には日本人5人を含む乗員乗客2000人超が乗船していた。1日に香港を出航後、新型ウイルスの感染者が乗船しているとの疑念から、日本などが寄港を拒否。人道的な立場からカンボジアのフン・セン首相が受け入れを表明した。

カンボジア政府は体調不良を訴えた約20人が新型ウイルスに感染していないことを確認できたため、南部のシアヌークビル港への寄港を許可した。日本人の乗客4人は既に日本に帰国しており、乗員1人については下船を希望していないという。

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