新型肺炎、岡山の中小へ影響じわり 県は融資制度緩和

2020/2/19 19:47
保存
共有
印刷
その他

岡山県が開いた中小企業支援機関との情報共有会議(19日、岡山県庁)

岡山県が開いた中小企業支援機関との情報共有会議(19日、岡山県庁)

岡山県は19日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、中小企業支援機関や金融機関との情報共有会議を開いた。各団体からは宿泊のキャンセルやサプライチェーンの停滞など、観光客や船便減少の影響が幅広く出ているとの報告が上がった。長期化への不安や懸念は大きいとしており、今後も適切に支援する方針を確認した。

県商工会議所連合会や商工会連合会などの調査によると、中国や香港、台湾からの観光客600人分以上の宿泊キャンセルに加えて国内からの旅行も減少。倉敷美観地区の土産店では、直近の売り上げが例年比で15%落ち込んだという。製造業からは中国の工場からの部品や素材の調達ができず、在庫での対応にも限界があるとの声があった。

県は資金繰り対策の融資制度「経済変動対策資金」の要件を、25日から緩和する。新型肺炎の影響で直近1カ月の売上高や利益率が前年同月比で5%以上減少し、その後2カ月も平均して同水準の落ち込みが見込まれる事業者に拡大。限度額は8000万円で、9月30日まで取り扱う。

電子版の記事が今なら2カ月無料

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]