ファミマ、全レジ袋をバイオマス配合に 7月に有料化

2020/2/19 18:25
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ファミリーマートは19日、7月から全レジ袋をバイオマス素材を30%配合したものに切り替えた上で、有料にすると明らかにした。価格は今後詰める。バイオマス素材の配合率が高い袋などは7月のレジ袋有料化の対象外だが、環境に優しいレジ袋を採用すると共に、通常のレジ袋に比べて高いコストを来店客に転嫁することで、プラスチック削減につなげる。

ファミマは現在、7種類のレジ袋を配布している

コンビニエンスストアを含む小売店は7月からレジ袋の有料化が義務付けられる。ふらっと立ち寄る利用客が多いコンビニの場合、マイバッグの持参を促すにも限界があり、大手各社が対応を検討していた。コンビニ大手で有料化を明確に表明したのは初めて。

経済産業省などが2019年12月に示したガイドライン(指針)では、バイオマス素材の配合率が25%以上のレジ袋は有料化の対象外とされている。ファミマが新たに導入するレジ袋は配合率が30%といい、対象外の基準を満たすが、有料にする。「目的であるプラスチック削減につながるため」としている。

ファミマの場合、レジ袋など消耗品の費用はフランチャイズチェーン(FC)加盟店が負担する。バイオマスを配合した素材に切り替えることで費用は増すが、利用客から料金を受け取れば「現状より加盟店の負担は減る」(ファミマ)と見込んでいる。

また、ファミマは7月から現状7種類のレジ袋を4種類に集約することも明らかにした。最も小さいサイズなどを無くす。商品が小さくて手で持ち帰ることができるのにレジ袋に入れてしまうケースなどを無くし、プラスチック使用量を減らす。多くの種類のレジ袋を発注して配布するなどの加盟店の店舗運営上の負荷削減にもつなげる。

ファミマは19日、50年までの環境対応の目標「ファミマecoビジョン2050」を公表した。プラスチック対策としては、弁当や総菜などの容器・包装を植物原料などの環境配慮素材に切り替えていき、50年には独自商品全てで同素材にするという。

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