パナソニック車載機器子会社、北海道室蘭市に進出表明

2020/2/19 17:52
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北海道室蘭市進出を表明した田辺孝由樹パナソニックITS代表取締役(左)と、歓迎する青山剛市長(2020年2月19日、室蘭市役所)

北海道室蘭市進出を表明した田辺孝由樹パナソニックITS代表取締役(左)と、歓迎する青山剛市長(2020年2月19日、室蘭市役所)

パナソニック子会社のパナソニックITS(横浜市)は19日、北海道室蘭市への進出を正式表明し、同市と連携協定を結んだ。同社は車載機器の開発を担い、自動運転などの技術集積をめざしている。少子高齢化に伴い公共交通の維持など様々な課題を抱える室蘭市と、モビリティ分野の実証実験などで協力する。

2020年4月、JR東室蘭駅に近い同市中島町のビル内に拠点を開設する。当初は社員4人と協力会社の社員数人で業務を開始。将来はパナソニックITS社員の1~2割に当たる50~100人程度を室蘭勤務とする。本業の第2拠点として収益を確保しつつ、新しい事業・技術の開発や社会貢献にも取り組む。

田辺孝由樹代表取締役と青山剛市長はともに室蘭工業大学の出身で、パナソニックITSと市は17年から交流があった。田辺氏は「室蘭工大とも連携し、(米シリコンバレーの)サンノゼみたいな都市にしたい」と述べ、他の企業や人材を呼び込む中核を担うことへの意欲を示した。

室蘭を進出先に選んだ理由は、理系人材が豊富で、市内外に観光地が多く働きやすいこと、新千歳空港を利用できるためと説明した。室蘭で取り組む新しい事業の例として、田辺氏はゴミ収集車巡回ルートを効率化したうえで、高齢者見守りにも使うことを挙げた。

室蘭市も「課題先進都市から課題解決先進都市をめざす」(青山市長)と期待している。

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