ロシア、新型肺炎で中国人の入国禁止へ

2020/2/19 5:47
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【モスクワ=小川知世】ロシア政府は18日、新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を受け、中国人の入国を20日から禁止すると発表した。19日から中国人によるロシアへの入国申請の受理も一時中止する。新型肺炎の感染が中国全土に広がっていると判断し、入国規制を厳しくしてロシア国内での感染拡大を防ぐ。

労働や観光、就学などの目的での中国人の入国を当面禁止する。空港を経由した第三国への乗り継ぎは認める。中国と約4000キロメートルにわたって国境を接するロシアはこれまで中国との国境の検問所を閉鎖し、鉄道や航空便の乗り入れを大幅に制限するなどの措置を講じていた。ロシア国内で確認された感染者は中国国籍の2人のみとしている。

中国からロシアを訪れる観光客や学生は近年、増加している。内務省によると、2019年に訪ロして滞在登録した中国人は前年比28%増の約231万人だった。観光業界団体は中国人観光客の激減による損失が1億ドル(約110億円)以上になると試算していた。

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