首相「テレワーク、有効な手段」 新型肺炎感染防止で
「かぜの症状あれば外出控えて」

安倍晋三首相は18日の新型コロナウイルス感染症対策本部で、感染拡大の防止に向けて、学校や企業に対し「生徒や従業員が休みやすい環境整備が大切であり、協力してほしい。テレワークなども有効な手段だ」と呼びかけた。「発熱などの風邪の症状がみられるときは学校や会社を休み、外出を控えてもらうことだ」と指摘した。
感染につながりかねない大規模なイベントの開催に関しては「専門家の意見を聞いた上で、開催時期の見直しの必要性なども含め、国民への適切な情報提供を速やかに行ってほしい」と語った。関係閣僚には「所管する団体に周知を行うなど丁寧に理解を得るように」と指示した。
感染を予防するためには「手洗いやせきエチケットなどの通常のインフルエンザと同様の予防策を実施し、落ち着いて行動していただくように」と訴えた。高齢者や疾患を持っている人には「人混みの多いところはできれば避けてほしい」と話した。

新型コロナウイルスの感染症法上の分類が2023年5月8日に季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行しました。関連ニュースをこちらでまとめてお読みいただけます。
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