燃料電池部材の微小な穴検出、浜松ホトニクスが検査機器

2020/2/18 17:59
保存
共有
印刷
その他

浜松ホトニクスは18日、板状の加工物上で直径1マイクロ(マイクロは100万分の1)メートルの微小な穴があるかを高速で見つける検査機器「ピンホール検査ユニット C15477」を開発したと発表した。検出できる穴の最小の面積は従来の約4分の1と検査精度が高まる。3月2日に販売を始める。

 直径1マイクロの微小な穴を高速で見つけられる検査機器「ピンホール検査ユニット C15477」

回路設計を見直し、検出できる信号量を増幅するとともに、ノイズを低減する信号処理手法を採用することで、直径1マイクロの微小な穴を見つけられるようにした。

高感度な光検出器である「光電子増倍管」は従来の検査機器に比べて受光面積が大きい製品を使った。4台必要だった検出器を1台に減らせ、機器の設置や配線などを簡素にできるため使い勝手を高められる。

高い安全性が求められる燃料電池車の燃料電池の部材「セパレーター」などでの検査精度を高められるという。国内外の自動車関連メーカーなどに売り込む。価格は機器一式で税別520万円。3年後に年100台の販売をめざす。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]