老人ホーム「やすらぎの郷」 ノンフィクション作家 堀川惠子
[有料会員限定]
民放の連続ドラマ『やすらぎの刻~道』がクライマックスを迎えている。紹介するまでもなく倉本聰さん脚本で、2017年に第1弾、現在は続編が放送中。真っ昼間の放送だから生放送は観(み)られないが、手が空いた時にまとめて録画を視聴するのが日課だ。
物語の舞台は、かつて芸能界で活躍した俳優や作家だけが入居できる老人ホーム「やすらぎの郷」。そこで輝かしい過去を忘れられない面々の、悲喜こもごもな物語が展開する...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1117文字