静岡県内の金融機関、新型肺炎で企業支援 融資など

地域金融
2020/2/18 17:43
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静岡県内の金融機関が新型肺炎の影響を受けた企業への支援に動き出した。観光業や製造業の一部では客数や売り上げが減少し、資金繰りの悪化を招いている。事態の収束時期が読めないなか、相談窓口の設置や、融資制度や基金の創設で対応している。

清水銀行は緊急融資制度を設けた。融資額は5000万円以内で期間は7年。1年以内の元金返済猶予など個別の相談にも応じる。静岡銀行スルガ銀行は全営業店に相談窓口を設け、経営相談や新規の借り入れ、貸し付け条件の変更の対応にあたっている。

浜松いわた信用金庫(浜松市)は従来の緊急融資制度「地域経済バックアップ資金」を新型肺炎にも対応させた。融資額は1企業あたり5000万円まで。遠州信用金庫(同市)も緊急支援資金を立ち上げた。直接被害を受けた事業者のほか、その取引先などへの融資も想定する。

各行には観光業から寄せられる相談が多いという。製造業では中国からの原材料や部品の調達が停滞し、既存の在庫で一定期間まかなう企業も多い。事態が長期化すれば企業活動への影響は深刻さを増しそうだ。

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