サントリービール「プレモル」、刷新で泡持ち良く

2020/2/18 16:51
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サントリーホールディングスのビール事業子会社、サントリービールは18日、看板商品「ザ・プレミアム・モルツ」を刷新し、飲食店向けや家庭向けの新たなマーケティング活動を始めたと発表した。素材や製法を見直し、より泡持ちが良くなるようにした。新型サーバーも開発。飲食店向けにはボタン1つでビールを注ぐ全自動サーバーを年1千店で導入する。

缶に取りつけた振動で泡を出す家庭向けサーバーはより小型にして取り扱いやすくした(18日、東京都千代田区)

サントリービールの開発したサーバーは缶と容器をセットすればスタートボタン1つで泡立ちの良いビールを注げる(18日、東京都千代田区)

国内のビール系飲料市場は消費者の酒類の嗜好の多様化や、健康志向などもあり、縮小が続く。同日開いた説明会で西田英一郎社長は「市場は本当に厳しい状態が続いているが、プレモルを成長させて市場を活性化したい」と話した。

同社はきめ細かなクリーミーな泡がビールの香りを引き立たせ、飲んだときのコクを感じさせる効果があるとして、消費者に泡の良さを訴える。「神泡」と名づけたマーケティング活動を2018年から展開しており、20年も深掘りする。

飲食店向けに、スタートボタンを押すだけで、缶から40秒あまりかけてビールを容器に注ぐ全自動型のサーバーを開発した。樽(たる)生のサーバーを設置していない飲食店でも、従業員の手間をかけずに泡持ちの良いビールを提供できるとして展開する。

さらに家庭でも泡持ちの良いビールが飲めるようにするため、毎秒4万1千回超音波で振動して細かな泡を出す小型のサーバーを開発した。棒の形状に変えてより小型にした。

19年のプレモルの販売量はブランド合計で1726万ケース(1ケースは633ミリリットル20本の大瓶換算)と18年比で1%増えた。20年も前年比1%増を目指す。

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