大阪市議再選挙は3月22日、公選法違反で当選無効
大阪市選挙管理委員会は17日、2019年4月の市議選で公職選挙法違反(買収)の罪に問われた不破忠幸元市議(54)=中央区選挙区=の有罪が13日に確定し、当選が無効となったと告示した。これを受けて、再選挙について3月13日告示、22日投開票とする日程が確定したと発表した。
不破元市議は車上運動員(うぐいす嬢)の手配を依頼し不正に報酬を支払ったとして、一、二審で懲役1年、執行猶予5年の判決を受け、最高裁が7日付で上告を棄却する決定をした。
不破元市議は市議選で大阪維新の会から立候補し当選したが、逮捕後に離党した。維新と自民党は候補者を公募するなどして独自候補を擁立する方向で調整している一方で、公明党は見送る見通し。共産党は17日、元大阪市議の小川陽太氏(42)を擁立すると発表した。