リビアへの武器禁輸徹底へ監視 EU合意

2020/2/18 2:57
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【ブリュッセル=竹内康雄】欧州連合(EU)は17日開いた外相理事会で、内戦状態が続くリビアへの武器流入を監視するため、新たな任務を始めることで合意した。空と海、宇宙から地中海を中心に監視する。武器禁輸を徹底することで内戦の激化に歯止めをかけて和平につなげたい考え。

EUのボレル外交安全保障上級代表は会合後の記者会見で、各加盟国の船舶などを使い、3月までに始めたいとの意向を示した。関係国はリビアへの武器禁輸で合意しているが、この合意が破られているという声が相次いでおり、リビアで戦闘が激化している。

この任務の立ち上げを巡ってはオーストリアが難色を示していたが、航空機による監視を増やすことで最終的に受け入れた。

リビアは2011年にカダフィ独裁政権が崩壊した後、内戦状態に陥っている。EUがリビアへの関与を強めるのは、旧宗主国のイタリアの強い働きかけがあったのに加え、EUと地中海を挟む同国にロシアやトルコが影響力を強めようとしているとの警戒心がある。

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