東海カーボン社長「黒鉛電極、21年前半にも回復」

2020/2/17 18:36
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東海カーボンは17日、2022年度までの中期経営計画を発表した。主力の黒鉛電極の需要が米中貿易摩擦の長期化などを背景に減速しており、売上高目標は3000億円(前中計の21年度目標は3800億円)、営業利益を540億円(同1130億円)に引き下げた。記者会見した長坂一社長は黒鉛電極需要について「本格的な回復は早くて21年の前半になる」と述べた。

新中計について説明する長坂社長(17日、東京都内)

新たな中計から1年ごとに計画を見直す「ローリング方式」を採用した。黒鉛電極は電炉での製鋼に使う大型資材で、東海カーボンの売上高の3割以上を占める。最近は鉄鋼需要の減少や顧客の在庫調整が打撃となり販売が減少していた。

新中計では720億円の投資枠を設定した。黒鉛電極などの設備更新や、環境負荷を軽減するための設備の導入に570億円を投じる。タイヤ向け部材であるカーボンブラックのカナダ生産の増強といった成長投資には150億円を充てる。

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