日銀静岡支店、個人消費を3年9カ月ぶり下方修正 2月

2020/2/17 14:42
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日銀静岡支店は2月の静岡県金融経済動向で、個人消費の評価を3年9カ月ぶりに引き下げた。暖冬や消費増税に加え、新型肺炎の影響から小売業や宿泊業が弱まっていると判断した。全体評価は3カ月連続で「緩やかな拡大に足踏み感がみられる」とした。

個人消費の評価は前月の「持ち直しの動きが続いている」から、「基調としては持ち直しているが、足もとでは消費税率引き上げ、天候不順、新型肺炎の影響から弱めの動きとなっている」に変更した。

また個人消費の6つの個別項目のうち「百貨店・スーパー」と「旅館・ホテル」の評価を下方修正した。百貨店・スーパーの売上高は暖冬の影響で「季節商品を中心に弱めの動き」、旅館・ホテルの宿泊客数は「足元では新型肺炎の影響から減少している」とした。

竹内淳支店長は新型肺炎の感染拡大の影響として、中国の内需縮小や生産供給体制の混乱、静岡県に特に多い中国人観光客の減少を挙げた。そのうえで「(収束後の)中国政府の経済対策に注目が集まっており、原油価格や為替、株価は今のところ落ち着いている」と述べた

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