保険代理店の破綻、繰り返された粉飾決算
企業信用調査マンの目
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生損保の代理店業務を手がけていたAIコーポレーション(旧T.F.K、東京・港)が2019年12月5日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請した。驚くべきことに取引金融機関の数が51にも上った。そして次々に粉飾決算が明るみ出た。粉飾決算を行う企業の多くは倒産で幕を引くが、そのたびに多くの融資担当者がやり場のない怒りに身を震わせることになるのだ。

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