米チャーター機か2機到着 クルーズ船の米国人を退避

2020/2/16 23:28
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【ワシントン=共同】新型コロナウイルスの感染が広がるクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から米国人乗客を退避させるため米政府が手配したチャーター機とみられる航空機2機が16日、羽田空港に到着した。米国人は横浜港に停泊する同船から自衛隊のバスで移動し、17日に羽田空港を出発、帰国の途に就く。

羽田空港に2機到着した米政府のチャーター機(16日)

米メディアが「第二の感染中心地」と呼ぶなど船内での感染拡大が止まらず、米国人乗客や家族から早期の退避を求める声が続出。米国内よりも多くの感染者が確認された事態を重く見た措置とみられる。

米疾病対策センター(CDC)の15日の発表によると、米国人の乗船者は約400人。チャーター機の搭乗前に健康状態を調べ、発熱やせきなどの症状がある場合は日本で必要な治療を受ける。

2機のチャーター機で西部カリフォルニア州の米軍基地に移動。一部はさらに南部テキサス州の米軍基地に向かう。到着後、それぞれの基地で14日間の隔離生活を送る。

米政府は1月下旬以降、新型ウイルスによる肺炎が最初に報告された中国湖北省武漢市にチャーター機を相次ぎ派遣し米国人800人以上を退避させた。

ダイヤモンド・プリンセスを1月に下船した香港人男性に感染が確認されことを受け、日本政府は横浜港で今月3日から乗客乗員約3700人の健康状態を確認。症状のない人に19日までの船内待機を求めている間に感染者が増加した。事態を懸念する米メディアの報道が相次ぎ、米政府の判断に影響したとみられる。

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