習氏来日に向け準備継続 日中外相会談

2020/2/16 22:36
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【ミュンヘン=佐堀万梨映】茂木敏充外相と中国の王毅(ワン・イー)外相は15日の会談で、4月に予定する習近平(シー・ジンピン)国家主席の来日に向けた準備継続を確かめた。茂木氏が会談後の15日夜(日本時間16日未明)、記者団に「引き続き日中両国で連携して準備を進めていくことで一致した」と語った。

握手する茂木外相(左)と中国の王毅国務委員兼外相(15日、ドイツ・ミュンヘン)=共同

訪問先のドイツ南部ミュンヘンで約30分間会談した。茂木氏によると王氏は「習氏の国賓訪問をぜひ実現し、日中関係を新たな高みに持っていきたい」と述べた。茂木氏は日中両国が地域と世界の平和と繁栄に責任を有していると指摘し、習氏来日について「その責任を果たす意思を内外に明確に示す機会にしたい」と語った。

新型コロナウイルスの感染拡大阻止に向けた協力を確かめた。茂木氏は湖北省の在留邦人らの帰国への中国側の協力を「高く評価している」と表明し、中国への支援を惜しまないと強調した。

日本政府関係者によると、中国側は日本が実施する渡航禁止などの措置について懸念を示さなかった。中国側の発表によると、王氏は「日本の理解と支援に感謝したい。一衣帯水の隣国の友情と温かさを感じた」と述べた。中国経済への影響について努力で補えるとの認識も示した。

中国外務省の発表には習氏の国賓来日を巡るやりとりは明確に盛り込まれなかった。習氏来日を巡っては中国外交担当トップの楊潔篪(ヤン・ジエチー)中国共産党政治局員が2月末に来日する。茂木氏は会談後、習氏来日を巡る会談のやりとりに関し、時期が4月で変わらないとの趣旨か記者団に問われ「それで結構だ」と述べた。

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