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台湾、新型肺炎で初の死者 タクシー運転手が市中感染

【台北=伊原健作】台湾の中央感染症指揮センターは16日、新型コロナウイルスに感染した患者で初めて死者が出たと発表した。死亡したのは60代のタクシー運転手の男性。海外への渡航歴がなく感染ルートが特定できておらず、「市中感染」としても初の事例となるという。

中国・武漢市で発生した肺炎の原因とされる新型のコロナウイルスの電子顕微鏡写真(中国疾病予防コントロールセンター、GISAID提供)

同センターによると、男性は15日に肺炎と敗血症の合併症で死亡した。同日に新型ウイルスへの感染が確認された。糖尿病やB型肝炎の病歴があったという。海外への渡航歴はなく、感染者との接触の経緯も特定できていない。陳時中・衛生福利部長(厚生相)は記者会見で、台湾で初めて「市中感染」が起きたと認めた。

同センターはこの男性の家族1人の感染が確認されたとも発表した。台湾での感染者数は計20人になった。

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