韓国通信3社、前期の設備投資6割増
「5G」基地局整備で

2020/2/14 21:12
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【ソウル=細川幸太郎】韓国のSKテレコム、KT、LGユープラスの通信大手3社の2019年12月期の設備投資額は合計で8兆7870億ウォン(約8140億円)となり、前の期に比べ6割増加した。19年4月に商用サービスが始まった次世代通信規格「5G」の基地局の整備が主因だ。費用負担が重く、前期はそろって営業減益だった。

「5G」対応の基地局設置で通信各社の設備投資は大幅に増えた(ソウル市)=KT提供

2408万人の携帯加入者を抱える最大手、SKテレコムの設備投資額は2兆9200億ウォンと37%増えた。5Gの契約者数は19年末時点で208万人となり、19年10~12月期の利用者1人あたりの月間収入(ARPU)は前年同期に比べ1.3%上昇し、3万1738ウォンとなった。

SKテレコムの尹豊榮(ユン・プンヨン)最高財務責任者(CFO)は電話会見で「5Gサービスの拡大によるデータ使用料増加が収益に貢献した。20年の設備投資はやや縮小する」と話した。

KTの設備投資額は3兆2570億ウォンと65%増え、LGユープラスは86%増の2兆6100億ウォンだった。国土の狭い韓国では都市部を中心に全国的に5G網の整備が進んでおり、3社の20年の設備投資負担はそろって減少する見通しだ。

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