飯綱高原スキー場、2月16日で閉鎖へ
長野市は14日、今シーズン限りで閉鎖を予定している飯綱高原スキー場(同市)を2月16日に営業終了すると発表した。暖冬に伴う雪不足が原因で、3月15日までとしていた従来予定を1カ月ほど早める。長野市の市街地から近く、1998年の長野冬季五輪でも使われるなど市民に親しまれたスキー場は、開業から55年で幕を閉じる。
16日はリフトを無料開放する。このほか同スキー場のゆるきゃら「づなっち」のグッズが当たる抽選会などのイベントも開催する計画だ。
飯綱高原スキー場は市開発公社が運営する。近年は国内スキー客の減少などで採算が悪化。市は民間への事業譲渡を模索したものの応募がなかったため、閉鎖を決断した。今シーズンは雪不足で降雪状況に応じコースの開閉を繰り返していた。