稼ぐ地銀へ連携 四国6行、4~12月実質業務純益増加
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四国4県の地銀8行の2020年3月期第3四半期決算が14日出そろい、本業のもうけを示す実質業務純益は前年同期と比べ6行で増えた。国債など有価証券の売却による利益が、貸出金利息の減少を補った。人口減と少子高齢化で四国内の資金需要の縮小が予想されるだけに、地域を超えた連携や業務提携を通じて「稼ぐ力」を強化する動きが目立つ。
収益の柱となるのが貸出金利息などを含む資金利益だ。マイナス金利の影響を受けて...
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