近鉄の特急「ひのとり」、新幹線に価格・快適性で挑む
大阪経済部 高崎雄太郎
[有料会員限定]
3月14日、鉄道ファンが注目する新型特急がお目見えする。近鉄グループホールディングス(GHD)の傘下、近畿日本鉄道が新たに運転を始める「ひのとり」だ。メタリックレッドを基調とした外観で名古屋~大阪間を結ぶ。同区間には新幹線という絶対的な存在がいるが、ある分野では優位性もある。「不死鳥」という名前が示す通り名阪特急の競争力復活のきっかけになれるか。
「ゆったり快適に過ごしたいというニーズをつかみたい」...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1529文字