淡水魚と野菜を循環生産、北海道で「アクアポニックス」
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北海道深川市で7月、食用の淡水魚養殖で出るふんを肥料に野菜を栽培する施設が稼働する。欧米で普及し始めている「アクアポニックス」という手法で、廃棄コストの削減や環境負荷の低さに注目が集まる。廃校になった中学校の敷地と建物を活用し、人気の高い白身の淡水魚と低農薬の野菜を同時に生産する。
アクアポニックスは魚の養殖をさす「アクアカルチャー」と水耕栽培の「ハイドロポニクス」をかけ合わせた造語。野菜を収穫し...
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