「MaaS」をテーマに講演、名古屋日経懇話会
名古屋日経懇話会は14日、名古屋市内のホテルで例会を開き、ソフトバンクの宮川潤一副社長が次世代の移動サービス「MaaS」をテーマに講演した。自身が社長を兼務する、トヨタ自動車などとの共同出資会社モネ・テクノロジーズ(東京・港)の取り組みを紹介しながら、移動サービスの将来性を解説した。
宮川氏は次世代通信規格「5G」や人工知能(AI)の登場で「あらゆる産業が一変し、再定義される」と指摘。自動運転時代に備え、車メーカーのデータを集約し、世界で幅広いサービス業に提供できる「和製プラットフォームをつくるのがモネの思い」と語った。
名古屋日経懇話会への入会申し込み、問い合わせは事務局(電話052・243・3307)まで。