ヘッドマークで三陸鉄道復旧応援、天竜浜名湖鉄道贈る

大震災9年
台風19号
2020/2/14 12:11
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2019年秋の台風19号の被害で一部区間の不通が続く三陸鉄道(岩手県宮古市)の全線復旧を応援するヘッドマークを天竜浜名湖鉄道(天浜鉄道、浜松市)が作成し、14日に宮古市内で贈呈式を開いた。不通区間の運行再開を予定する3月20日から1カ月間、両鉄道でヘッドマークを付けた列車を運行する。

ヘッドマークを手にする天浜鉄道の長谷川寛彦社長(左)と三鉄の中村一郎社長(14日、岩手県宮古市)

ヘッドマークを手にする天浜鉄道の長谷川寛彦社長(左)と三鉄の中村一郎社長(14日、岩手県宮古市)

三鉄がつけるヘッドマークは円形の上半分に三鉄、下半分に天浜鉄道の車両とマスコットキャラクターをあしらい、「がんばれ三鉄」の文字を添えた。両社は19年5月に災害時の相互支援などの交流協定を結んだ。

贈呈式で天浜鉄道の長谷川寛彦社長は鉄道ファンにヘッドマークの人気が高いことから応援手段として着目したと説明し、「お互いの車両に付けたヘッドマークを、ネットオークションで高値で落札してもらい、お金を三鉄に寄贈したい」と語った。

三鉄の中村一郎社長は「静岡県民の皆さんにも三陸に来ていただき、岩手の方からもお客さんが静岡に行っていただけるように、相互の交流の輪が拡大するような取り組みにつなげていきたい」と述べた。

台風19号の大雨で路盤が流され、レールと枕木が宙づりになった三陸鉄道の線路(2019年10月、岩手県山田町)

台風19号の大雨で路盤が流され、レールと枕木が宙づりになった三陸鉄道の線路(2019年10月、岩手県山田町)

三鉄は東日本大震災でも被災した。19年3月にはJR山田線の宮古―釜石も引き継ぎ、リアス線として開業したが、同10月の台風被害で一時は全線163キロの約7割の区間が不通になった。その後の復旧で不通区間は計55キロに縮小。三鉄は14日、このうち普代―久慈間の運行を3月14日に再開すると発表した。

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