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日産九州「長期化に不安」 新型肺炎で操業停止

日産自動車九州(福岡県苅田町)は14日、新型コロナウイルスの影響で中国製部品の一部調達が困難になったとして完成車の生産ラインを一時停止した。新型肺炎による中国のサプライチェーン(供給網)の混乱が九州の製造業にも及び始め、同社の従業員らは不安を募らせた。(映像提供=TVQ九州放送)

午前5時すぎ、夜間勤務を終えた従業員らが正門ゲートから出てきた。40代の男性従業員は一時停止について「部品が入ってこないのでは仕方がない。長期化するのではないかと不安になる」と落ち着かない様子で話した。

日産九州は14日、17日、24日の3日間、完成車の生産ラインを一部もしくは全部停止し、18~21日は勤務時間を短縮して生産調整する方針だ。同社や取引先の部品メーカーが中国製の部材などを採用しており、調達に支障が生じているのが原因だ。

工場の最寄り駅でバスを待っていた20代の男性従業員は「台風で休みになることはあったけど、まさかコロナで休みになるとは」と驚きを隠せない様子。14日の勤務がなくなった30代の男性従業員は「最近は残業もなく、生産を抑えている気がしていた」と話した。

隣接地で商用車などを生産する日産車体九州(福岡県苅田町)も15日と22日の操業停止を予定している。取引先の部材メーカーの中にも生産ラインを止める企業があるという。

九州に拠点を置く自動車メーカーの2018年度の生産台数は約143万6千台で過去最高を記録。日産九州は43万4千台で、トヨタ自動車九州(福岡県宮若市)やダイハツ九州(大分県中津市)を抑え、九州最大の自動車生産台数だった。

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