ホンダ、武漢工場の生産再開 1週間先送り

2020/2/14 10:20
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ホンダは14日、中国の湖北省武漢市に持つ乗用車工場の再開時期を24日以降に延期する方針を明らかにした。新型コロナウイルスによる肺炎の感染が拡大するなか、中国湖北省政府が企業の休業措置を20日まで1週間延長すると発表したことを受けた措置。ホンダは再開時期を「17日の週」としていた。中国事業や日本などでの生産に与える影響が懸念される。

ホンダは武漢に3工場を持つ。2019年は年間で合計75万台を生産しており、中国の主力工場の位置付けだ。現在は「CR-V」や「シビック」などを製造する。

生産停止が長引くと、ホンダの中国での生産・販売面に加え、部品会社が武漢の工場からホンダが日本やタイで運営する工場に向けた部品供給にも影響が出る。ホンダは基本的に「地産地消」の考えのもと、現地で一貫生産しているが、海外で生産する一部の車種は武漢から部品を輸入する。

部品会社は一定の在庫を持っているが、中期的には枯渇する。ホンダの倉石誠司副社長は「肺炎の問題が長期化した場合、影響の出る可能性はある」と指摘しており、同社のサプライチェーン(供給網)に対する影響は避けられない見通しだ。

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