エヌビディア、5四半期ぶり増益 19年11月~20年1月
データセンター向け半導体好調

2020/2/14 7:12 (2020/2/14 8:49更新)
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エヌビディアの19年11月~20年1月期は大幅な増収増益となった

エヌビディアの19年11月~20年1月期は大幅な増収増益となった

【シリコンバレー=佐藤浩実】米半導体大手エヌビディアは13日、2019年11月~20年1月期の純利益が前年同期比68%増の9億5千万ドル(約1040億円)、売上高は41%増の31億500万ドルだったと発表した。ともに5四半期ぶりのプラス。仮想通貨採掘(マイニング)とデータセンター向けの需要停滞に苦しんでいた前年同期と比べ、大幅な増収増益となった。

回復を支えたのはデータセンターで並列計算に使う画像処理半導体(GPU)だ。同部門の売上高は9億6800万ドルで前年同期比43%のプラス。19年8~10月と比べても33%増え、過去最高の水準となった。クラウド事業者に加え、物流や小売企業で人工知能(AI)計算のための採用が増えたという。

ジェンスン・ファン最高経営責任者(CEO)は13日の会見で、「『自然言語理解』や『会話型AI』といったAIの新しい波の恩恵を受けている」と話した。

主力のゲーム向け部門は前年同期比56%増の14億9100万ドル。仮想通貨不振の余波で市中在庫があふれ低調だった前年から大幅に回復した。映画製作に使う業務用部門は13%増の3億3100万ドル、自動車向けは横ばいの1億6300万ドルだった。

13日の米市場の時間外取引で一時、エヌビディア株は18年10月以来の過去最高値を更新した。エヌビディアは20年2~4月期の売上高を30億ドル前後と予想、前年同期比で約35%多い水準だ。中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによるマイナスの影響は約1億ドルを織り込んだという。

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