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米連邦裁、国防クラウド構築差し止め アマゾン提訴で

【シリコンバレー=白石武志】米連邦請求裁判所は13日、米マイクロソフトが米国防総省から受注したクラウドコンピューティングを使った軍事情報システムについて、構築作業の一時差し止め命令を出した。失注した米アマゾン・ドット・コム子会社が入札結果が不当だとして米国政府などを訴えたため。まずは契約の執行停止を求めたアマゾン側の主張が受け入れられた格好だ。

同裁判所のキャンベル・スミス判事が13日、原告である米アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)による差し止め命令の請求を認めた。ただ、同判事は今回の命令は予備的なものだとしており、将来の訴訟で差し止めが不当だと明らかになった場合の損害賠償の支払いのために、AWSに4200万ドル(約46億円)を納めるよう指示している。

マイクロソフトの広報担当者は「追加の遅延に失望しているが、最終的には我が国に奉仕する人々が求める新技術にアクセスするための作業を進められると信じている」とコメントした。AWS側のコメントは得られていない。

アマゾンのジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)はトランプ米大統領に批判的な米紙ワシントン・ポストのオーナー。AWSはこれまでの裁判の中でトランプ氏の不当な介入によって国防総省の入札結果が「偏見と悪意に基づいて決まった」と主張しており、裁判ではトランプ氏にも法廷で証言するよう求めている。

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