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米年金残高、44万人が1億円以上 過去最高に

【ニューヨーク=大島有美子】米国で年金の残高が大きく増えている。米資産運用大手フィデリティは13日、2019年10~12月期の年金の状況を公表した。確定拠出年金(401k)と個人退職勘定(IRA)の合計で、過去最高の44万1000口座で残高が100万ドル(約1億1000万円)以上の「ミリオネア」となった。米国株式市場の好調が老後の資産形成に追い風となっている。

退職者の資産残高が上がっている=ロイター

ミリオネア口座の数は19年7~9月期に38万2400だったが、10~12月期は前期比で15%増えた。ダウ工業株30種平均は9月末から12月末にかけて6%上昇。米中貿易交渉の進展を受けて投資家心理が上向いた。平均残高も過去最高を更新した。401kは前期比7%増の11万2300ドル、IRAは同5%増の11万5400ドルとなった。

ただ資産残高の増加は市場環境の好転だけによるものだけではない。若い世代が抱える将来不安も年金の積み立てを促している。「マーケットが乱高下する時代が続く中で、老後の資産形成の重要度が増してきた」(フィデリティのケビン・バリー氏)。特にミレニアル世代が敏感に反応している。

IRA全体の口座数は前年と比べ7%増だったのに対し、ミレニアル世代は21%増と加入が急増している。さらに401kのミレニアル世代の平均残高は14万9800ドルで、全体平均(11万2300ドル)を上回った。

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