エアビーが北京で民泊停止 肺炎拡大、消費に打撃

2020/2/13 23:59
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【北京=共同】米民泊仲介大手エアビーアンドビーが北京市で民宿の仲介業務を一時停止したことが13日分かった。個人事業主が管理する宿泊施設では、肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの防疫対策が不十分となるため。同様の動きは他の業者にも広がり、国内消費への打撃となりそうだ。

 北京市にある民泊の宿泊施設(2019年3月)=新華社・共同

エアビーアンドビーは共同通信の取材に対し、2月7日から4月30日まで首都北京での仲介を停止したと明らかにした。政府の要求を受けた措置としている。中国の民泊大手「小猪(シャオジュー)」のサイトでも、新型ウイルスの流行期間中は予約ができないと表示される。

中国では近年、ホテルよりも価格が安い民宿が伸びている。貧困地域が多い内陸の江西省や貴州省などでは、農家体験を売りに地域経済を支えている。北京では、伝統的な横町「胡同」や郊外型の家が人気のようだ。

一方で、主に個人が管理するため、ホテルと比べ設備や清掃などのサービスが行き届かないとの指摘もある。人の出入りもチェックしづらい。

中国メディアは、新型肺炎の影響により民宿業界全体の年間売上高は最大で5割押し下げられる可能性があると指摘。「農村の経済発展に多大な影響を及ぼす」と警鐘を鳴らした。

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