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業績ニュース

マクドナルド、今期9年ぶり営業最高益
3円増配、サービス向上で既存店を強化

2020/2/13 22:01
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日本マクドナルドホールディングスは13日、2020年12月期の連結営業利益が前期比4%増の290億円になりそうだと発表した。11年12月期以来、9年ぶりの営業最高益を見込む。スマートフォンによる事前注文で商品販売の回転率を高めるなどして、店舗の収益力を引き上げていく。19年12月期の期末配を3円増配し、33円にすることも発表した。

20年12月期の売上高(直営店の売上高とフランチャイズチェーン=FC=店からのロイヤルティー収入の合計)は2%増の2870億円を見込む。直営・FC合計の店舗数は19年末で2910。今期はここから10~20店を純増させ、直営店・FC店の売上高を合計した「全店売上高」は5710億円と創業以来最高となる見込み。

1店舗あたりの収益力も高まっている。営業最高益だった11年12月期は店舗数が3298、全店売上高の1店舗平均が1.6億円強だった。今期は同1店舗平均が1.9億円強と2割程度上回る。14年の鶏肉偽装問題で業績が大幅に悪化し、17年まで店舗数を絞り込んだ一方、改装なども続けてきた効果が出ている。

顧客の「店舗体験」向上にも取り組む。接客に特化した従業員、「おもてなしリーダー」を配置し、客を席まで案内するなどサービスを充実させている。20年1月末にはスマホアプリを使って注文・決済ができる「モバイルオーダー」の全国展開を完了した。これら一連の施策により、「将来の持続的な成長への道を切り開いてきた」と同日記者会見したサラ・カサノバ社長兼最高経営責任者は述べた。

同日発表した19年12月期決算は、売上高が前の期比3%増の2817億円、営業利益が12%増の280億円だった。バーガーやサイドメニューを低価格で提供する「おてごろマック」や秋の定番商品「月見バーガー」シリーズなどが伸びた。純利益は前の期に特別利益を計上した反動などで168億円と23%減った。

20年1月の既存店売上高は前年同月比で3%伸び、堅調な滑り出しとなった。ただ、業績拡大が続いて、成長のハードルが高くなっている面もある。市場では「新型肺炎の影響で、2月いっぱいは客足が鈍化する恐れがある」(いちよし経済研究所の鮫島誠一郎主席研究員)との声も出ている。

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