スカイマーク洞新社長「地方間路線伸ばす」

2020/2/13 18:46
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スカイマークは13日、同日付で就任した洞駿社長(72)の記者会見を東京都内で開いた。洞社長は自社について「現在の立ち位置を堅持しサービスを磨いていくことが責務」とし「第三極」としての立場を維持していく考えを強調。基盤とする羽田空港からの国内線増便が難しくなる中、今後は地方同士をつなぐ路線などを増やし成長を目指していく方針を示した。

記者会見を終え、握手する洞社長(右)と佐山会長(13日、東京都千代田区)

洞社長は国土交通省で航空局長などを歴任。退官後は全日本空輸(ANA)副社長などを務め2018年にスカイマーク顧問に就いた。社長就任は「予想もしていなかった。びっくりしたというのが正直な気持ち」とした上で「会社として若く事業ノウハウや蓄積が薄い面もある。ビジネスモデルをブラッシュアップし次世代に橋渡しすることが私の使命だ」と述べた。

会見には佐山展生会長も出席した。佐山会長によると市江正彦前社長から辞任の申し出を受けたのは今年1月。後任を議論した結果「現在のスカイマークも、航空業界も分かっていることを勘案しお願いした」と説明した。

佐山会長は洞社長に対し「航空局長をされていたので(官庁と)本音の話ができるのではないかと期待している。顧問で来られた当初から(スカイマークに)独立系を維持してほしいという精神を持っていたのも心強い」と期待を込めた。

ANAとの関係について洞社長は「ANA色に染まることはあり得ないと思う」としつつも「緊密な協力関係があり、これからも続けていきたい」と関係性を維持する方針を示した。

他社との共同運航(コードシェア)は「否定しているわけではない。将来的にはコードシェアもやりたいがシステムにお金がかかり今はできない」と述べるにとどめた。(井沢真志)

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