TBS番組に放送倫理違反 「過剰な演出」とBPO

2020/2/13 17:00
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放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会は13日、アスリートの投球やドリブルなどを速く見えるよう映像を加工したTBSの番組「消えた天才」について、事実を曲げる手法は過剰な演出といわれてもやむを得ないとし、「放送倫理違反があった」とする意見を発表した。

問題があったのは2018年1月~19年8月の放送で、卓球や野球、サッカーのほかフィギュアスケートのプレーを実際よりも2割ほど速く見えるよう加工。野球の一部では速さが5割増しの投球もあった。

放送倫理検証委は、加工はパソコンの編集ソフトで従来より極めて簡単に行われ、当事者に抵抗感が少なかったと指摘。神田安積委員長は「技術革新が下げた心理的なハードルは個々人のモラルで保たなければならない状況にある」と述べた。

TBSは既に番組を打ち切っており、「BPOの意見を真摯に受け止め、番組制作に生かす」とコメントした。〔共同〕

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