新幹線で水産物輸送、JR北海道と佐川2020年にも事業化
貨客混載、新函館北斗―新青森で3月に実証実験

2020/2/13 16:50
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佐川急便と組んで3月に実証実験する(写真は在来線の実証実験)

佐川急便と組んで3月に実証実験する(写真は在来線の実証実験)

JR北海道の島田修社長は13日の定例記者会見で、佐川急便と組んで北海道新幹線を活用した貨客混載輸送を始めると発表した。新函館北斗―新青森間で3月に実証実験し、安全対策や運ぶ荷物の獲得にメドがつけば2020年中にも事業化する。空席の多い北海道新幹線を有効活用する。

貨客混載輸送が実現すれば、集荷日の翌日午後以降に届く函館―青森間の荷物が翌日午前中到着へと前倒しできる。荷物は朝に漁港で水揚げした付加価値の高い水産物の輸送などを想定する。

JR北海道と佐川急便は19年4月から、宗谷線の稚内―幌延間で宅配便荷物の貨客混載輸送を始めている。1日あたり50~60個の荷物を運搬しており、島田社長は「他の在来線区間でも候補地はあり協議している」と話した。

また島田社長は、19年10月に発表した本社ビル横の新棟建設を白紙に戻すことも明らかにした。新ビルを巡っては北海道議会でも経営再建中の同社が建設することを問題視する声が出ていた。同社は外部の意見に配慮したとしている。

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