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テコンドー・鈴木兄弟 ボリビア育ち、2人で金狙う

Tokyo2020
2020/2/14 5:00
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東京五輪で20年ぶりのメダルを目指すテコンドー日本代表に異色の経歴の兄弟が名を連ねた。日本人の父とボリビア人の母を持つ58キロ級の兄・鈴木セルヒオ(25、東京書籍)と68キロ級の弟・リカルド(19、大東大)だ。南米育ちの2人はそろって「金メダルを目指す」と威勢が良い。

東京五輪日本代表に決まり笑顔で撮影に応じる、男子58キロ級の鈴木セルヒオ(右)と同68キロ級の鈴木リカルド兄弟=共同

東京五輪日本代表に決まり笑顔で撮影に応じる、男子58キロ級の鈴木セルヒオ(右)と同68キロ級の鈴木リカルド兄弟=共同

9日に岐阜県羽島市で開かれた代表選考会は苦戦の連続だった。2人とも準決勝は延長戦の末に制し、決勝も1点差の辛勝。それでもセルヒオは「作戦を練ってやっていた。あんまり面白みはなかったんじゃないかな」と事もなげに語る。

両親と5歳で移り住んだボリビアでテコンドーに出合い、高校は本場の韓国で腕を磨いた。大学からは日本を拠点にし、2018年のジャカルタ・アジア大会で銅メダルを獲得。様々な環境で培った経験と「分析で勝ちにつなげる」と言い切るクレバーさも武器だ。

一方、ボリビア生まれのリカルドはより良い練習環境を求めて2年前に来日した。その弟についてセルヒオは「鈴木家では怪獣みたいな扱いで、とにかく身体能力がすごい。体の強さやバネは自分もかなわない」。

186センチの長身。粗削りながら潜在能力は高いが、おっとりとした性格で「ケツをたたかないとやらない子」とセルヒオ。本人は「兄のおかげで強くなれた。感謝しかない」。二人三脚で大舞台に照準を合わせる。

(本池英人)

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