関西電力、万博公園でMaaS実験 電動カートで移動

2020/2/13 15:58
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実証実験で使用する電動カート。運転手を含め5人が乗車できる。

実証実験で使用する電動カート。運転手を含め5人が乗車できる。

関西電力は13日、次世代移動サービス「MaaS(マース)」の実証実験を万博記念公園(大阪市吹田市)で始めた。来園者がスマートフォンで電動カートを呼び出し、目的地まで移動できる。利用状況を分析し、課題を洗い出し、数年内の実用化を目指す。住宅地での移動サービスや、2025年の国際博覧会(大阪・関西万博)での展開も視野に入れる。

利用者は専用アプリを使って電動カートを呼び出せる。

利用者は専用アプリを使って電動カートを呼び出せる。

18日まで実施する。利用者が専用のアプリを使って位置情報を発信すると、移動用の電動カートが迎えに来てくれる。利用料は無料。

電動カートは運転手を入れて5人乗りで、電力機器大手のダイヘンが開発した。動力源にはハイブリッド自動車の使用済みバッテリーを使用し、時速15キロメートル程度で走行する。園内2カ所に特設したワイヤレス充電器によるフル充電で約30キロメートル走行可能だという。今回の実験では運転手が付くが、今後は自動運転での無人走行の実験も検討する。

大阪府、市と大阪商工会議所で構成する「実証事業推進チーム大阪」から実験場所の調整などで支援を受けた。

関電はICT(情報通信技術)などを活用したスマートシティー(次世代都市)の実現を見込み、新規領域の開拓に力を入れている。実証実験で知見を集め、電気自動車を活用した次世代移動サービスなど新事業の展開を検討する。

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