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新型肺炎、湖北省のトップ更迭 後任に上海市長

(更新)
蒋超良・湖北省党委員会書記(2日、武漢市)=ロイター

【北京=羽田野主】中国共産党中央委員会は湖北省のトップ、蒋超良同省党委員会書記の後任に応勇上海市長を充てる人事を決めた。新型コロナウイルスによる肺炎の拡大が止まらず、蒋氏は事実上の更迭になる。習近平(シー・ジンピン)国家主席の側近である応氏を起用し、新型肺炎の対策を急ぐ。同省武漢市トップの馬国強・市党委員会書記の更迭も決めた。

中国国営の新華社が13日伝えた。

応氏は浙江省出身で、習氏が浙江省トップを務めていたときの部下。習氏が07年に上海市トップに昇格すると応氏も上海に異動した。公安(警察)部門を指揮した経験がある。習氏に近い人物の起用で、共産党中央が新型肺炎の封じ込めに前面に乗り出す姿勢を示す。

武漢市トップの市党委員会書記には山東省済南市トップの王忠林・市党委員会書記を充てる。王氏も山東省で公安(警察)部門の経験が長い。

新型肺炎の患者が集中する湖北省では当局の対応の遅れを批判する声が根強く、湖北省共産党幹部の責任を問う声が上がっていた。党中央と湖北省の関係がぎくしゃくしていたとの指摘もある。

習指導部は湖北省幹部の更迭で党中央主導の体制を強化するとともに、警察経験者の積極登用で党中央への批判を許さない強い姿勢を示した可能性がある。

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