トランプ氏「フィリピンの協定破棄構わず」 軍削減示唆

2020/2/13 7:22
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トランプ大統領はフィリピンによる地位協定破棄の通知について「ありがとう。たくさんのお金を節約できる」とした=AP

トランプ大統領はフィリピンによる地位協定破棄の通知について「ありがとう。たくさんのお金を節約できる」とした=AP

【ワシントン=共同】トランプ米大統領は12日、フィリピン政府が同国内の米兵の法的地位を定めた訪問軍地位協定の破棄を通知したことに関し「私は構わない。多くのお金が節約できる」と述べた。ホワイトハウスで記者団の質問に答えた。フィリピンで活動する米軍の削減を示唆する発言とも受け取れ、波紋を呼びそうだ。

トランプ氏はフィリピン側の破棄通知に関し「正直に言うと、あまり気にしたことはない」と強調。米国内で懸念が出ていることを念頭に「私の意見は他の人たちとは違う。『ありがとう。たくさんのお金を節約できる』と思っている」と主張した。

一方、米比関係については「米国はフィリピンを助けてきた」と主張。ドゥテルテ大統領とも「非常に良い関係だ」と強調し「何が起きるか見てみよう」と述べた。

フィリピン政府は、警察トップとして強権的な麻薬犯罪対策を指揮した現上院議員の入国ビザ発給を米国が拒否したため、対抗措置として協定破棄を通告。通知の受領から180日で失効するが、両国が締結している相互防衛条約や防衛協力強化協定は存続する。

エスパー米国防長官は11日、「地域の同盟各国が(南シナ海問題などで)中国に対し国際的な規範を守るよう求めている中、誤った方向に向かうものだ」と述べ、再考を期待する姿勢を示していた。

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