NATO、イラク訓練任務を拡大 米要求に応じて

2020/2/13 4:16
保存
共有
印刷
その他

【ブリュッセル=竹内康雄】北大西洋条約機構(NATO)は12日開いた国防相理事会で、イラクでの訓練任務を拡大する方針で合意した。NATOは1月、米軍によるイラン革命防衛隊司令官の殺害を受けて任務を停止していたが、中東地域への関与を強めるよう迫っていたトランプ米大統領の要求に応じた。

12日、記者会見するNATOのストルテンベルグ事務総長(ブリュッセル)=ロイター

NATOのストルテンベルグ事務総長が記者会見で明らかにした。事務総長は「できるだけ早く再開したい」と述べたが、再開時期や規模については明かさなかった。

当初はトランプ政権主導の有志連合によるイラク軍の強化任務を引き継ぐ形になる。その後、支援を一段と拡大する方針だ。事務総長は「過激派組織『イスラム国』(IS)が(イラクに)決して戻ってこないようにするためだ」と意義を説明した。

トランプ大統領は1月、米国の中東への原油依存度が低下しているのを背景に米国が同地域への関与を薄める考えを表明。地理的に近い欧州諸国が多く加盟するNATOに中東情勢の安定への貢献を高めるべきだと主張した。

同理事会は13日に対ロシアのミサイル防衛体制などを議論して閉幕する。

電子版の記事が今なら2カ月無料

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]