インド物価上昇、5年8カ月ぶり高水準 1月7%超

2020/2/12 22:51
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【ニューデリー=馬場燃】インド統計局は12日、2020年1月の消費者物価指数(CPI)が前年同月比7.6%上昇したと発表した。伸び率は14年5月の8.3%以来となる5年8カ月ぶりの高い水準だった。野菜が50%、豆類が17%、肉・魚が11%それぞれ上がり、農村を中心に消費を冷やしつつある。

インドはタマネギを中心に野菜価格が上昇している

19年夏の悪天候を受け野菜や豆類などが不作となって価格が上昇した。インド料理に欠かせないタマネギなどの値上がりが目立つ。インドのCPIは19年1月から9月まで伸び率が2~3%で推移していたが、同年10月以降に急速に上がった。7%台の伸び率は2カ月連続となる。

インドは菜食主義者が多いため、野菜や豆類の物価上昇は国民の食生活を直撃する。インドの景気低迷が長引くなかでインフレが個人消費を一段と冷やす恐れがある。インド中央銀行は物価上昇の目標中心値を4%に定めており、インフレへの警戒から景気を刺激するための利下げに動けなくなっている。

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