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パラジウムやロジウム、20年の供給不足深刻化 英製錬大手見通し

英精錬大手、ジョンソン・マッセイは12日発表した工業用貴金属の世界需給見通しで、2020年はパラジウムやロジウムの供給不足が一段と深刻化すると分析した。中国で7月の規制強化を前に需要が増え、パラジウムは19年は供給不足が37トンと5年ぶりの高水準だった。白金も19年はパラジウム高騰の影響で投資需要が増え、3年ぶりに供給が不足した。

ガソリン車の触媒に使うパラジウムやロジウムは、中国や欧州の排ガス規制強化で需要が増えた。19年のパラジウム需給は37トンと5年ぶりの高水準の供給不足だった。20年7月の規制強化に向け中国の需要は28%増。欧州は9%増えた。ロジウムも19年はガソリン車向け需要が前の年に比べ14%増え、5年ぶりの供給不足となった。

白金は、パラジウムの高騰で将来的に代替が進む可能性を意識した投資家の買いが広がり、19年は投資需要が35トンと過去最高水準に増えた。ただ、欧州で脱ディーゼル車の動きが広がり自動車触媒向け需要は減少。中国の宝飾品需要も減るなど実需は伸び悩んだ。20年は投資需要は大幅な増加を見込めないものの、トラックなど大型車の規制対応が中国やインドで進むため、自動車向け需要は増加に向かうと予想している。

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