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業績ニュース

JFEの純利益92%減 20年3月期、高炉3社が下方修正

2020/2/12 22:00
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高炉3社の業績が悪化している。JFEホールディングスは12日、2020年3月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比92%減の130億円になる見通しだと発表した。造船事業の悪化などで200億円引き下げた。日本製鉄神戸製鋼所も今期予想を下方修正している。米中貿易摩擦や自動車市場の不振で鉄鋼需要は頭打ちだ。新型肺炎による供給網の混乱などで経営環境は一段と厳しくなっている。

JFEは売上高にあたる売上収益を4%減の3兆7200億円、本業のもうけを示す事業利益を81%減の450億円に見直した。それぞれ100億円、150億円の下方修正になる。

下方修正の主因は持ち分法適用会社である造船会社、ジャパンマリンユナイテッド(JMU)の業績悪化だ。JMU関連の持ち分法投資損失は通期で165億円と従来予想より120億円増える。天候不順による建造遅延に加え、一部の設備では減損損失を計上する。

主力の鉄鋼事業の損益見通しはゼロ(前期は1613億円の黒字)を据え置いた。鉄鉱石などの原料価格は想定より下がるが、台風被害の補修費や、鋼材需要の減少を受けた生産調整にかかる費用が増える。鉄鋼事業の損益ゼロは、旧川崎製鉄と旧日本鋼管の合併で03年にJFEスチールが誕生して以来、初めてとなる。

未定としていた期末配当は見送る。年間配当は1株20円と前期と比べ75円減る。業績悪化を受けて当面の間、社長、副社長、執行役員の報酬を7~20%返上する。

鋼材需要の減少と競争激化により国内の高炉は軒並み苦戦している。最大手の日本製鉄は鹿島や名古屋などで減損損失を計上し、今期の最終損益は4400億円の赤字を見込んでいる。神戸製鋼所も最終赤字になる見通しだ。

3社とも業績予想には新型肺炎の影響を織り込んでいない。今後、製品の供給や資材調達などに悪影響が及べば各社の業績を下押しする可能性がある。中国の消費が減速すれば自動車用などの鋼板需要が一段と減少する可能性もある。

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