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タイへの直接投資、中国が初めて日本抜き首位に

【バンコク=岸本まりみ】2019年のタイへの国外からの直接投資(FDI)申請額で中国が初めて首位となった。タイ投資委員会(BOI)によると中国企業による投資申請は2617億バーツ(約9160億円)と前の年の約5倍に増え、日本を抜いた。中国は米中貿易摩擦に伴いタイへの生産移転を進めている。ただ足元では新型肺炎の感染拡大を受け、中国企業の投資動向は先行き不透明感が増している。

高速鉄道の開通に向けて工事が進むバンスー・グランド・ステーション(2018年10月、バンコク)=小高顕撮影

全体の申請額は前の年比7%減の約5062億バーツ、申請件数は2%増の991件だった。電子機器や金属、輸送機器分野の投資が多かった。

国・地域別でみると中国の投資申請が全体の52%を占めた。タイ政府は19年9月、米中対立を受けた中国からの生産移転をにらみ、中国企業への法人税減免を柱とする投資優遇策を打ち出した。首都3空港を結ぶ高速鉄道建設など、大型プロジェクトの申請があったことも中国の投資額を押し上げたようだ。一方、長らくタイへの最大の投資国だった日本は2位に後退し、投資申請額は8%増の731億バーツだった。

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