携帯見本市「MWC」へ出展中止、中国スマホ大手も

2020/2/12 18:28
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【広州=川上尚志】中国スマートフォン大手のvivo(ビボ)は12日までに、2月下旬にスペインで開かれる世界最大のモバイル機器見本市「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)2020」への出展取りやめを決めた。中国の大手企業が出展を中止するのは初めて。すでにソニーやスウェーデン通信機器大手のエリクソンなどが取りやめている。

華為技術(ファーウェイ)など多くの中国企業はMWCに出展する予定を変えていない(19年2月のMWC)

vivoはMWCに出展し発表会も開く予定だったがすべて中止にする。「従業員の健康と公共の安全を守るため」(vivo)という。

中国の大手企業では通信機器の華為技術(ファーウェイ)や中興通訊(ZTE)、スマホのOPPO(オッポ)や小米(シャオミ)、パソコンのレノボ・グループ、家電のTCL、通信の中国移動(チャイナモバイル)などが12日時点で出展する予定を変えていない。ただZTEとTCLは現地での記者会見を中止し、OPPOは中国メディア向け取材ツアーを取りやめた。通信大手の中国電信(チャイナテレコム)は幹部が講演予定だったが不参加になった。

日本企業ではソニーやNTTドコモ楽天傘下の楽天モバイルが出展を取りやめ、欧米でもエリクソンのほか半導体大手の米エヌビディアや米アマゾン・ドット・コム、韓国のLG電子も参加中止を表明している。

MWCはスペインのバルセロナで24~27日に開かれる予定。新製品や先端技術を展示する場として注目され、2019年は約10万人が来場した。20年は新型肺炎の感染拡大を受け、発生地である湖北省からの参加が禁止された。中国に滞在したことがある人は中国以外に14日以上滞在したことを示す必要もあるとしている。

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