イージス配備、現行案は困難 自民秋田県連、防衛相に

2020/2/12 18:00
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河野太郎防衛相は12日、地上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」を巡り、自民党秋田県連幹部と会談した。県連は陸上自衛隊の新屋演習場(秋田市)への配備は困難だと伝えた。新屋演習場を配備の「適地」と認定した防衛省調査に不備があり、政府は秋田県内を含む国有地20カ所を再調査している。3月下旬の調査結果を踏まえ、配備地を決める。

県連会長の金田勝年幹事長代理は「新屋演習場は住宅地や学校にあまりにも近い。住民感情を踏まえると配備には無理がある」と指摘した。河野氏は「再調査をしっかりしてゼロベースで検討する。要望を重く受け止める」と語った。金田氏らはその後、菅義偉官房長官とも会談した。

政府は北朝鮮による弾道ミサイルの発射に備え、国内でイージス・アショア2基の配備を決めている。2019年5月には新屋演習場と陸自むつみ演習場(山口県萩市、阿武町)を適地と判断した。

現在、新屋演習場に加え、その周辺で秋田、青森、山形各県の計20カ所の国有地を配備候補地として再調査している。新屋演習場については調査不備のほか、住宅地との距離が近いのを理由に地元自治体が反対している。

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